海外FXはリベートによるキャッシュバックがある

海外FXリベート

リベートとは?

・取引する度に発生するお金

海外FXで取引する際、取引量に応じてキャッシュバックが貰えるサービスがあります。

海外FXのキャッシュバックサービスはIBと呼ばれています。

IBの仕組み

IBとはイントロデュージング・ブローカー(Introducing Broker)の略で海外FXブローカーが広告手法として用いている手法です。

まずはこのIB報酬はどこから支払われているかをご説明します。

IB報酬は私達が取引する際のスプレッドに含まれています。

海外FX業者のIBキャッシュバック比較ランキング

・海外FXのリベートの例

キャッシュバックの金額は1lot(10万通貨)あたり何pip(何円)のリベートと決まっています。

IB報酬のキャッシュバック率は、提携FX業者によって異なります。

例えば1lot(10万通貨)あたり0.5pipのリベートが貰えるとします。

クロス円で取引した場合、1lot取引した場合0.5pip(500円)のキャッシュバックが貰えます。

1回1lotの取引を1日10回行った場合0.5pip(500円)×10回=5,000円

1ヶ月に20日取引したとすると5,000円×20日=100,000円

1年間取引を行った場合、100,000円×12ヶ月=1,200,000円

なんと1年間で120万円もリベートが受け取る事が出来ます。

1回あたりのキャッシュバックは少額ですが、1年単位で計算すると結構な金額になります。

リベートを貰わずに海外FXを行う場合と、リベートを貰って海外FXを行うのでは雲泥の差ですので、取引コストを抑えるという意味でもきちんとリベートを受け取るようにしましょう。

海外FXでリベートを受け取る方法

1・キャッシュバックサイトに登録

リベートを受け取る方法は、まずキャッシュバックサイトに登録します。

2・キャッシュバックサイトを介して口座開設

次にキャッシュバックサイトのリンクからFX業者の口座開設を行います。

キャッシュバックを貰いたいFX業者に、既に口座を保有している場合は別途追加口座開設が必要です。

既存口座ではキャッシュバック受け取ることは出来ません。

既存口座がある場合のキャッシュバックの受け取り方法は、FX業者によって対応が異なります。

詳細は各キャッシュバックサイトをご確認下さい。

3・取引をする

口座が承認されると、あとは取引するたびに、取引量に応じてリベートが支払われます。

リベートの支払いは月に1回程度行われます。

XMをキャッシュバックサイトで口座開設して気づいた点

リベートの注意点

・出金は一定金額以上貯まってから

リベートの支払いは一定額以上貯まってから行われます。

キャッシュバックサイトによって最低支払金額は異なりますが、少額の場合は翌月以降に持ち越されますのでご注意下さい。

・キャッシュバックサイトの信用

キャッシュバックサイトは無数にあります。

FX業者と直接IB契約を行えば、誰でもキャッシュバックサイトを運営出来ます。

ただし日本で海外FXのIBサイトを運営するのは法律的に問題があるので、IBサイト運営者は海外でドメインを取得し運営しています。

キャッシュバックサイトの利益の仕組みを簡単にご説明します。

まずキャッシュバックサイトはFX業者とIB契約します。

例えばFX業者と1lot(10万通貨)/0.8pipのIB契約を結んだとします。

そこからキャッシュバックサイトの顧客にはキャッシュバックサイト経由で登録してくれた人には1lot(10万通貨)/0.5pipのキャッシュバックを行いますなどと宣伝に顧客を集めます。

差額の1lot(10万通貨)/0.3pipがキャッシュバックサイトの利益になります。

個人でもFX業者と直接IB契約を出来る業者もありますので、直接契約出来る場合はキャッシュバックサイトを経由せずにIB契約した方が得になります。

キャッシュバックサイトを選ぶ目安として、キャッシュバック金額とキャッシュバックサイトの信頼性の2つを参考に選ぶことが重要です。

キャッシュバックサイトの中には悪質なキャッシュバックサイトも存在します。

取引量を誤魔化して計算される場合や、最悪の場合キャッシュバックが支払われず泣き寝入りになる場合もあります。

キャッシュバックサイトに登録する際は、出来るだけ知名度が高くキャッシュバック金額が多いキャッシュバックサイトを選びましょう。

またキャッシュバックサイトはFX業者の信頼性ではなく、IB報酬の金額で紹介する業者を選ぶ傾向があります。

キャッシュバックサイトが紹介する業者の中には、出金拒否などトラブルが多発している業者も含まれていますのでご注意下さい。

日本人トレーダーが最も利用しているキャッシュバックサイトは、TariTariとFinalCashBackです。

TariTari公式サイト⇒
タリタリ

ファイナルキャッシュバック公式サイト⇒
キャッシュバック

TariTariとFinalCashBackの両方とも日本語対応していますので日本人トレーダーに人気があります。

どこのキャッシュバックサイトに登録するか迷っている場合は、当サイトではTariTari(タリタリ)をオススメしています。

タイタリがオススメな理由として、リベート率の高さと、他のキャッシュバックサイトからの乗り換えが可能、という点です。

そういった意味でも、信頼度のおける有名キャッシュバックの中でTariTariをオススメしています。

あわせて読みたい

・個人情報を渡して問題ないのか

キャッシュバックサイトに登録する際は個人情報を登録する必要があります。

キャッシュバックサイトの中には個人が運営しているようなサイトもありますので、個人情報の管理がずさんな可能性があります。

登録する場合は、ある程度知名度があるキャッシュバックサイトのみに絞って登録しましょう。

・IB報酬を狙った悪質な業者

海外FX業者から支払われるIB報酬を、悪質な方法で得ようとする業者やユーザーがいます。

海外FXのIB報酬について、もう少し詳しく掘り下げます。

悪質な業者やユーザーがIB報酬を稼ぐ方法は大きく分けて2種類あります。

1つ目はEA(FX自動売買)を利用した方法です。

EA(FX自動売買)とはMT4で利用出来る自動売買システムです。

① まずは優秀なパフォーマンスが出せるEA(FX自動売買システム)があると宣伝します。
② Myfxbookなどで優秀なパフォーマンスの期間のみ切り取って載せます。
③ 次にEA(FX自動売買システム)を無償もしくは格安で使うために指定業者で口座開設させます。EA (FX自動売買システム)はIB契約した指定業者でのみ稼働する設定にされています。
④ 実際にEA (FX自動売買システム)を稼働させるとナンピン・マーチンゲールEAで最終的にはコツコツドカンで負けてしまう。

このように勝てないEAを勝てると謳って、IB報酬を得ようする人が悪質な業者やトレーダーがいます。

EA(FX自動売買システム)にナンピン・マーチンゲールの仕組みが多いのは、一定期間の履歴だけ切り取った場合に良いパフォーマンスの履歴を作りやすいためです。

ナンピン・マーチンゲールはコツコツドカンタイプの取引ですが、最終的に大きく負けるまでは綺麗なスランプグラフを描いているので、その期間だけ切り取ると良いパフォーマンスのシステムに見えやすいのです。

市販のEA購入を検討する場合は、このような悪質な販売業者がいることを十分に注意して下さい。

もう一つはPAMM口座を利用した方法です。

PAMM口座とは優秀なストラテジーを持っている運用者が資金を集め、それを代表口座で運用します。

※PAMM口座の詳しい解説記事⇒

顧客が預けたお金は入金した資金の割合に応じて分配されます。

PAMM口座の運用益は全てお金を入金した顧客に入ります。

PAMM口座運用者は運用によって発生するIB報酬で収入を得ます。

① EAと同様に優秀なストラテジー(運用手法)があると謳って顧客を集めます。
② Myfxbookなどで優秀なパフォーマンスの期間のみ切り取って載せます。
③ PAMM口座を運用しているFX業者に口座開設させます。
④ IB報酬を得るためにトレードをします。顧客に出金させないように常にポジションを持つようにします。

日本国内では、PAMM口座は禁止されています。

金融商品取引法違反に該当します。

そのため日本国内のブローカーがPAMMサービスを提供することはありません。

PAMM口座のIB報酬にはスプレッドに対して、さらに自分たちのIB報酬分を上乗せしたマークアップ方式を採用している業者もあります。

具体的には通常のスプレッドが1.5pipだったとします。

この1.5pipには通常のIB報酬分も含まれています。

そこからさらにPAMM運用者が、任意でスプレッドに対してIB報酬を上乗せ出来ます。

例えば、PAMM運用者がFX業者に対してIB報酬を0.5pip上乗せしたいと伝えると、スプレッドは通常の1.5pip+0.5pip=2.0pipになります。

PAMM口座にお金を預けている顧客は、どれだけスプレッドにマークアップされているかを確認することが出来ません。

PAMM運用者には優秀なストラテジーを持っているちゃんとした運用者もいるのですが、PAMM口座のIB報酬を稼ぐことを目的とした悪徳なPAMM運用者も多いです。

またPAMM口座の問題点は、ポジション保有中はお金を引き出すことが出来ないという点です。

ポジション保有中に資金が引き出されると、証拠金が減り過度にリスクが高くなるなどの問題があるため、そのような措置がなされていますが、それを悪用し意図的に常時ポジションを保有し顧客に出金させないようにしているPAMM運用者もいます。

このようにEAやPAMM口座を利用して、自分たちだけリスクを取らずにIBを稼ごうとする悪質な販売業者がありますので十分にご注意下さい。

EAもPAMM口座も、優秀なストラテジーであれば問題ありません。

しかし、実際に世の中に出回っているEAやPAMM口座のほとんどはそうではありません。

そもそも本当に優秀なストラテジーであれば、自分のお金を運用します。

他人のお金運用したりEAを販売して儲けようする場合、儲からない手法である確率が高いです。

IB報酬の仕組みをよく理解し、悪質なEA販売業者やPAMM運用者に引っかからないように十分にご注意下さい。

IB契約を業者と直接契約するという方法

IB報酬を効率良く得る一番良い方法は、自分でFX業者とIB契約を結ぶことです。

キャッシュバックサイトを経由すると中間マージンをいくらか取られていますが、直接契約であればIB報酬は全て自分に入ります。

ただ個人で直接のIB契約を禁止しているFX業者も存在しているので、直接契約を禁止している業者はキャッシュバックサイトを経由して口座開設しましょう。

直接のIB契約に興味がある場合は、FX業者にIB契約希望の旨を伝えてみて下さい。

【まとめ】海外FX業者のスプレッドが低い理由はIB報酬

ここまで、海外FXで取引する際に貰えるリベートによるキャッシュバックについてご説明しました。

最後に、海外FX業者のスプレッドは国内FX業者に比べて広いです。

理由はスプレッドにIB報酬分(広告宣伝費)が含まれているためです。

そういった理由もあるので、スプレッドを少しでも節約するために、IB報酬を上手く利用しましょう。

またリベートの報酬は、当然ながら確定申告の対象です。

海外FXのリベート報酬も海外FXの収益と同様に雑所得に分類されますので、損益通算して確定申告して下さい。

IB報酬の仕組みや、キャッシュバックサイトに登録する際の注意点などを理解した上でキャッシュバックサイトを上手く利用して下さい。

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Author 著作者

海外FXキラー

FXなどの投資で生計を立てて15年がたちます。現在、複数の海外FX口座を動かして利益を出しています。海外への移動も月に2回ほどあり、海外ブローカーとの打ち合わせや、投資仲間との交流をしています。 また、以前はFX情報商材に関して日本一アクセスの多いレビューサイトを運営していました。 そのような経験を踏まえ、海外FXに関する様々な情報を提供していきます。コメント欄やメールでお気軽にご相談ください。ツイッターも始めました。

ノミ太くん

海外FX初心者の後輩。いつも頼み(タノミ)ごとばかりで、ネット上にある儲け話を鵜呑み(ウノミ)にして失敗ばかりしている。なので、ノミ太君と命名されている。
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(何かご質問があれば、回答できる範囲であればお返事いたします。)fxkira ☆ gmail.com☆を@に変えて送信してください。

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