取引きボーナスとは?
海外FX業者にはさまざまなボーナスが設定されていますが、その中でも売買することによってもらえるポイントをボーナスのクレジットとして利用できる、いわゆる取引ボーナスを採用しているところがあります。
この取引きボーナスの仕組みを導入しているのは、海外FXではXMだけになります。
実際に利用してみますとかなりお得な仕組みになっており、うまく使えば追加入金などしなくても十分に自分の取引だけで証拠金を増やしていくことができるものといえるのです。
■取引きボーナスの計算方法
この仕組みを導入している海外FX業者は今のところXMだけになりますので、取引ボーナスの計算例としてはXMの例をご紹介するだけになります。
このポイントはXMPと呼ばれており、利用期間によって還元されるポイントが異なるものになります。
このロイヤリティプログラムのランクは4つに分かれており、、エグゼクティブ、ゴールド、ダイアモンド、エリートと用意されており、最初はエグゼクティブからスタートし、それぞれ30日、60日、そしてスタートからトータルで100日取引を続けるとエリートまでランクアップします。
つまり利用し続けていけば、付与されるポイントも増えてくるということになるのです。
最初は1ロット10XMPですが100日以上利用していれば1ロット20XMPもらえるわけですからほぼ倍のポイントということになります。
逆に同期間トレードをしないと逆にランクが下がってしまいますのでランクダウンにも注意が必要になります。
取引きで取得したポイントはボーナスクレジットに転換することも可能ですし、いきなり現金に換金することも可能ですが、やはり現金の条件はかなり厳しく、証拠金の一部としてクレジットに換金することがお勧めとなります。
具体的な換金レートは、上の表のようになりますが、ボーナスへの換金が有利なのは一目両全の状況となります。
このポイントはもう一つ注意する必要があります。
それはポジションを保有してから10分以上経過しませんとポイント付与の対処いうにならないということで、スキャルピングで平均3分以内に売買を完了してしまいますと10万通貨ポジションを作っても100万通貨売買してもまったく付与の対象になりません。
もちろんぽインドを意識して長い時間ポジションを保有していたのでは逆に本末転倒となってしまいますが、9分維持してきたのならもう1分待ってからポジションを締めるといった工夫は必要になります。
このポイントは両建てでも10分持っていればポイント付与の対象になりますし、損切で損失がでてもポイントはしっかり付与されることになります。
■取引きボーナスを実施している業者とボーナス金額
上述のように、この取引きボーナスを実施しているのは海外FX業者広しをいえども、今のところXM以外には見当たらないのが実情です。
一つは、ボーナスプログラムに対するEU圏の金融当局の厳しい規制があることが大きく響いているものと思われます。
これは国内でも景表法が施行されているのと同様に、取引額に比べてやたらと大きなインセンティブをつけることにかなり金融当局が目光らせるようになっていることから、欧州をビジネスの主戦場としている英国やキプロスなどの業者は最近ボーナスプログラムから徹底し始めているのが現実で、海外業者ならボーナスが豊富というイメージはあくまでイメージに過ぎないことがわかります。
XMでは日本の個人投資家にこうしたボーナスプログラムを提供し続けるために、あえてキプロスからセーシェルに本拠地を移した口座も設定しており、日本人投資家にセーシェルの口座開設を勧めているのもこうした事情が背景にあることがわかります。
■XMの取引ボーナスを使用した感想
XMで取引ボーナスを実際に利用してみますと、証拠金にプラスして利用するのには非常に効果的であることがすぐにわかります。
私の場合は、利用するごとに証拠金に換金せず、出金してその分のクレジットボーナスが減ったところで補充するようにしています。
これならば必要な資金を出金しても、ボーナス部分はつねに補充されることになりますので、かなり便利に利用できます。
また相場が急変して資金の追加が必要と感じた時には、躊躇することなく保有しているポイントをクレジットに換金するようにしています。
5000円や1万円程度といっても、888倍で運用している場合にはかなり強い味方になってくれますから、あるとないとでは大違いです。
海外FX業者は入出金が一苦労となることがありますので、こうした万が一に使えるボーナスを予備抱えておくのは大変助かります。
たまにほかの海外FX業者で取引して取引ボーナスがないと、かなりがっかりさせられるくらい大きなインセンティブになっているのではないでしょうか。
売買するたびにポイントが付与され、それがクレジットボーナスに換金できる仕組みというのは利用頻度の多いユーザーにとっては非常に助かるものといえます。
取り引きボーナスや、口座開設ボーナスをうまく活用して利益を出してみてください。