海外FX会社eToro(イートロ)という名は「海外FX業者人気ランキング」の業者リストにはあまり顔を出さないので、一部の人が知っているレアな企業と思われがちです。
そんなeToroの、海外口座についての口コミ評判を、一つずつ見ていき、回答していきます。
もくじ
ボーナスについての評判
FX業者のeToroは2007年設立で、2009年創業の海外FX会社XMと比較してもeToroの方が古く、かなりの老舗ブローカーどころかオンラインFXのパイオニア的な海外業者でもあり、特にその取引画面のビジュアルインターフェースの面で多くの注目を集めてきました。
もともとはロシアの会社だったのですが、他の多くのFX企業と同じように取引形態の都合上キプロスに本拠を置いており、ライセンスとしてもキプロスのものを取得しています。
確かに、日本人トレーダーで使っているという人はあまり見かけないので、「穴場」ということも可能かもしれません。
eToroは、新規口座開設後の取引口座への初回入金ボーナスが豪華なことが、まず一つメリットとして言うことができ、リアル口座でのボーナスプログラムの最大は$1,000ドルにまで上がります。
入金金額ごとにもらえるボーナス額が異なってきますが、100-399までの入金ならば$25ドルのボーナス額で、$400-999ドルまでがブロンズ口座となり$100ドルのボーナス額。
その後、$1,000-$4999までの入金でシルバーアカウントとなり、$250のボーナス。
$5,000-$9,999の入金でゴールドアカウントとなり、$500ドルのボーナス額。
$10,000-19,999までの入金ならばでゴールドアカウント、1,000ドルの入金ボーナスがもらえます。
それ以上の$20,000以上の入金では、VIPアカウントが与えられ、ボーナスについての詳細も知らされていません。
また友達に紹介すればもらえるボーナスもあり、紹介した友達が口座開設をして入金をすれば100ドル分のボーナスがもらえ、その開設した友達にも50ドル分の特別ボーナスがつきます。
このようにeToroのボーナスは、非常に豪華なことで有名と言えるでしょう。
このような海外FXキャンペーンのおかげで、取引開始の時点で「すでに多くの証拠金を持っている」という状況を作り出すこともできます。
プラッフォームもユニークで、通常のWebトレーダーというソフトをみると、MT4とは比べものにならないほどFXトレードでのユーザーインターフェースが綺麗で、使っていて楽しくなり快適に取引ができます。
その反面、「PCのメモリ多く消費してしまうのでは」という懸念もあるのは確かに言えるでしょう。
それらを踏まえた上で、eToroではデモ口座もしっかりと提供しているので、まず一度そちらを試してみてはいかがでしょうか。
サポートについての評判
このクチコミは2010年のものですが、2007年から創業しているので、海外FXサービスを開始してから3年目の記事になります。
この時点では、「入金が反映されない」、「肝心な時にシステムがフリーズする」、「質問に答えてくれない、連絡がこない」など幾つかの問題点が指摘されていたのも事実ですが、その間にも確かに成長し続けており、現在に至っては非常に成熟した企業となりつつあります。
平均スプレッドこそ広めではあるものの、国内FX業者では10倍にまで規制されようとしている最大レバレッジは400倍で、約定力や約定スピードの方も割と悪くはないと言うことが言われています。
取引条件なども厳しくなく、ストップ狩りなどの報告もあまり聞かないので、eToroの海外FX口座としてのスペックも決して悪くないといえるでしょう。
ライブウェビナーやトレードアカデミーなどの教育コンテンツも充実しており、FX初心者には非常に優しい企業でもあります。
ただし、日本語サイトは以前はあったとみられるのですが、2018年4月現在確認したところ、言語欄から日本語のタブが消えており、日本語ページについてはないようです。
当然、日本語でのサポートの方はないので、いざという時、例えば口座凍結や、出金トラブルの際などに電話、Eメールで英語で解決しなければなりません。
口座開設も簡単で数分で口座開設ができ、すぐに取引ができると言われています。
勧誘についての口コミ
勧誘されたとしても、すぐに「ダメ」とするのは判断が早すぎるとは思います。
なぜかといえば、リスク説明はもちろん、eToroの場合は勧誘は勧誘なのですが、ボーナス付与についての勧誘の場合もあるので、その場合はトレーダーにとって非常にいい話となります。
しかしその場合にも、eToroは基本的に日本語サービスに対応していないので、基本的には英語でのコミュニケーションとなりますので注意しましょう。
また円口座での口座開設は不可能となるので、その点は注意しましょう。
837の方は「eToroはアカウントを作る価値がない」と主張しています。
確かにeToroに関して批判すべき点がないことはないのですが、必ずしもそうとは言えないでしょう。
特に世界140ヶ国以上の275万人が参加している最大のソーシャルトレードネットワークは秀逸で、ここで見つけた優秀なトレーダーをフォローして取引をすれば、簡単に利益を出すことも可能となります。
上で述べたような非常に豪華なボーナス制度もあり、お得にトレードが可能となります。
他にもソーシャルトレードツールであるOpenbookを始め、「FXマラソン」や「FX綱引き」など非常にユニークで、使っていて楽しくなるような取引ツールもあります。
FXと聞くと「金融界の込み入った難しいマネーゲーム」という印象を持つ方も多いと思いますが、イートロはこのようなFX取引ツールでの表示方法で、その概念を覆すことに成功している企業の一つであるといえるでしょう。
このような唯一無二のFX取引機能のために、イートロを選ぶ方もたくさんいます。
口座開設の本人確認について
711の方によれば、健康保険証などの顔なしの本人確認書類でも認められたということですが、公式ではeToroの口座開設には本人確認書類(パスポート、運転免許証)と住所確認書類(公共料金支払書類、クレジットカード明細など)が必要となります。
ただし、メールなどでその旨を伝え、説得すること自体はどうやら可能なようなので、たとえそれら2つとも現在所有していないとしてもeToroでの口座開設のチャンスはあります。
ただし711の方の言うように、すべて英語でのコミュニケーションとなるので、英語が苦手な人はなかなか難しいでしょう。
クレジットカードの提出について
上でも述べましたが、eToroの口座開設には本人確認書類(パスポート、運転免許証)と住所確認書類(公共料金支払書類、クレジットカード明細など)が必要となるので、住所確認書類としてクレカのスキャンの提示を求められることもあります。
eToroは、しっかりとモバイル対応をしており、ソーシャルトレードをしている場合も携帯から24時間、リアルタイムでチェック可能です。
携帯で取引をするトレーダーにも、非常にやり易い環境となっています。
コピートレード(ソーシャルトレード)について
おそらく、eToroを使う最大の利点と言えるのが、コピートレードサービスを利用したソーシャルトレードでしょう。
eToreでは「コピートレーダーシステム」と呼ばれていますが、つまりこれはコピートレードのことです。
誰か優秀なトレーダーを見つけてそのひとのトレードを真似て、儲けるという仕組みで、それをみんなでやってみんなで儲けようというのがソーシャルトレードシステムです。
特にeToroは、OpenBookというツイッターに似た感じのFXツールを提供しています。
このツールでは「FX版SNS」とも言われているもので、利用者どうしで取引に関する行動がわかったりコミュニケーションが取れたり酢の物です。
誰がどのポジションを売買しようとしているのかが仲間内でわかったりするので、次に取る行動が初心者でもわかりやすく、ゲーム感覚で出来るので、楽しく儲けることができるというのが特徴です。
カモ肉さんによれば「優秀なトレーダーが集まっている」とのことですが、うまくそのグループに参加できれば、効率よく儲けを出すことも可能でしょう。
海外FX利用において、このような面白いシステムトレードの仕組みを無料で使えることがeToroの最大の強みと言えるでしょう。
入出金について
入金方法や出金方法としてはクレジットカード入金、ウェブ決済サービス (PayPal、WesternUnionなど)、銀行送金などがあります。
海外銀行送金の場合は、$25ドルほど手数料がかかりますので注意しましょう。
初回入金額としては、$50ドルとなります。
指標判断について
eToroは上にも述べたような、世界140ヶ国以上の275万人が参加している最大のソーシャルトレードネットワークがあり、優秀なトレーダーもたくさんいるので、その投資家にフォローなどすれば、非常に優れた取引ツールとなりFX取引のトレンド予想が簡単になるでしょう。
本当に信頼しているFXトレーダーを見つけたら、この方のように完全にその指標を信じてしまってもいいかもしれません。
ただしドル円のスプレッドが2.0ほどと、決して海外FX業者の中で狭い部類には入らないので、スプレッドを求めるトレーダー向きではないでしょう。
プラットフォームについての評判
eToroの一つの特徴としてあげられるのが、そのユニークな取引プラットフォーム画面でしょう。
サイトに行くと、変な格好をした人たちが競争をしている「FXマラソン」というアニメーションが見れたりもしました。
これが保有ポジションの収益状況になっていたり、FX通貨ペアの強弱、つまりFXトレンドを世界地図上の綱引きで表現するグローブトレーダーというものを用意していたりと、取引方法は独特です。
海外FX初心者でも、楽しくFXに取り組めるような仕組み、FX注文機能がたくさんあります。
FXと聞くと金融の込み入った難しいマネーゲームという印象を持つ方も多いと思いますが、イートロは表示の仕方によりその概念を覆すことに成功している企業の一つであるといえるでしょう。
FXで長年の取引経験があるトレーダーにとっては、むしろ普通のチャート画面のほうが使い易いというのは理解できますが、このような面白いFX取引機能のためにイートロを選ぶ方もいるようです。
信頼性の評判
eToroの信頼性については、確かに問題がないとは言えません。
まず一点として、信託保全がされていないと言う点です。
これにより、たとえeToroが破産や倒産などした場合も顧客資金が戻ってきませんので、その点はかなりリスクといえるでしょう。
「最終的に連絡がこなくなる」などの噂もありました。
ただし 最低限、キプロス証券取引委員会が発行する金融ライセンスを取得しているので、その点で詐欺業者ではないことが確認できるでしょう。
そしてeToro UKでは、イギリスの金融庁が発行するFCAという、世界で最も取得が難しいとされるライセンスまで取得しているので、現在ではその安全性を疑う必要もないでしょう。
eToroの公式サイトや、取引システムで、以前は日本語でもサービスを提供していたようですが、現在はありません。
基本的に、英語ベースでのコミュニケーションが必要となるので、利用するならば英語がバリバリできる人であるべきでしょう。
まとめ
eToroのソーシャルトレードは楽しく使えるだけではなく、非常に優れた機能であるので、たとえ初心者FXトレーダーであっても優秀なトレーダーを見つけてフォローす流だけで利益を出すチャンスがあります。
豪華なボーナス制度も、見逃せない特徴の一つでしょう。
最近は、ビットコインなどの仮想通貨取引も可能となりましたので、そちらの取引に興味がある方にもおすすめできます。
ただし、日本語サイトもなくなり、英語ができなければ使うのは厳しい海外FXブローカーとなります。
eToroは評価の分かれるFX業者ではありますが、その点さえクリアできればメインとしても、追加口座としてもかなり使えるでしょう。
興味のある方は、まずは練習用口座開設からデモ取引、その後、この海外FX会社で取引口座開設を検討してもいいのではないでしょうか。