もくじ
TRADEVIEWとは
TRADEVIEWは、2004年から創業のFX業界の中では新興ブローカーというよりも、老舗の部類に入ります。
海外FXランキングなどをみて名前を見たことがある方もいるかもしれません。
しかし従業員は36人と非常に小規模となります。
本社はアメリカにありますが、取得金融ライセンスとしてはケイマン諸島のものを取得しています。
取引通貨ペアは50通貨ペア、取引銘柄も株式取引や先物取引なども用意しています。
円口座開設も可能なので、出金時の為替振替手数料なども必要ありません。
その他ドル口座やユーロ、豪ドル、カナダドルなどで口座通貨の設定が可能です。
取引時間としてはサマータイム制を導入しており、日本時間(夏)で(月) 午前 6:05 ~ (土)午前 5:55、日本時間の冬が(月) 午前 7:05 ~ (土)午前 6:55、冬時間GMT+2、夏時間GMT+3 となります。
仮想通貨の取り扱いも4種類ほどあります。
・ケイマン諸島金融庁(CIMA)のライセンス
ケイマン諸島というとその名前を聞いたことがない方も多いと思いますが、この島に多くの大手金融機関の支店が集まっており、世界の50の大手国際銀行のうち40の銀行の支店がこの島にあり、銀行総資産が1.5兆ドルにまで登ると言われています。
またケイマン諸島はライセンスランキングで世界第5位を獲得し、登録が厳しいと言われているイギリスのライセンスであるFCAよりも上のランクとなります。
外部監査や顧客の資金管理もしっかりとしており、証券監督者国際機構(IOSCO) の普通会員でもあります。
ベリーズやセーシェルなどのライセンスをとる、最近よくみるオフショア企業よりも信頼度が高いライセンスといえるでしょう。
・信託保全あり
FXトレーダーが口座に預けた顧客資金はスペイン最大の銀行である「サンタンデール」銀行に信託保全され、完全に外部の監査機関により分別管理されており、例えTRADEVIEWが倒産したとしても最大35,000ドルが戻ってきます。
・取引口座種類
TRADEVIEWでは、口座タイプが4種類あります。
MT4口座(メタトレーダー4)では
・xLeverage口座(MT4、STP口座-スタンダード口座)
・Innovative Liquidity Connector(MT4、ILC口座)
その他には
cTrader口座(ECN口座)
・CURRENEX口座(STP口座)
などがあります。
それぞれの取引環境を選択することによって口座タイプも決まってきます。
最低取引ロット数は、xLeverage口座が1000通貨となり、それ以外が1万通貨となります。
また最低入金額はそれぞれ1万円となります。
MT4は世界中の海外FX企業で一番多く使われているプラットフォームで、EAを使った自動取引などの取引方法もやりやすいと評判の取引システムです。
どの口座でも両建て、スキャルピング、システムトレードやMAM/PMAM口座についての禁止事項などもありません。
・CURRENEX口座について
CURRENEX口座は裁量取引に合う海外FXツールです。
「iPhone、アンドロイドなどで気軽に取引したい」、「クリック一つででスキャルピングをしたい」などというトレーダーの方などにはオススメできますが、FXで堅実に儲けようと思われているFXトレーダーにはあまりオススメできませんので、無視しても大丈夫でしょう。
・入金方法、出金方法
入金方法、出金方法に関しては銀行口座からの国内銀行送金、海外銀行送金はもちろん、クレジットカードやデビットカード(VISA、MASTERCARD)入金や国際決済サービスも対応しており、OKPay、EcoPays、Upholdなどの電子マネー業者が利用可能です。
出入金手数料無料なのも嬉しいところです。
海外送金の場合は1-2営業日ほどかかりますが、クレジットカードなどの場合は即日反映となります。
Upholdなどの電子決済システムを使えばビットコインでの入金も可能となります。
この方法ならば迅速で、口座間資金移動などもなく手数料を抑えることができるので現在注目、評価されており、TRADEVIEWならばビットコインを使っての取引も不可能ではありません。
・業界最高峰のスプレッド
一般に海外FXブローカーで「スプレッドが安い」と言われているのはTitanFXと言われていますがそれと同等どころかそれ以上の低スプレッドを実現しています。
xLeverage口座は最小スプレッド0.0Pipsから始まり、手数料を合わせたとしても合計取引コストは非常に低くなります。
それ以外の口座でも片道取引手数料が0.25pips、2.5ドル、Currenex口座で0.30ドルとなるので非常にスプレッドが低いと言えます。
大口用で最低入金金額が高いいわゆる「プレミアム口座」ならばスプレッドが狭くなるのは当然で、多くの海外FX会社で見られますが、TRADEVIEWは普通の取
引口座で10万円の入金で低スプレッドを実現している点が非常に優れている点といえるでしょう。
取引コストだけを追求するなら迷わずTRADEVIEWにすべきでしょう。
・高速約定スピード
TRADEVIEWの取引サーバーは世界最高の強度と速さを誇るデータセンターであるエクイニクス社のデータセンター「NY4」に置かれており、信頼性が高く、約定力のある企業の多くがここを使用しています。
また無料VPSサーバーも利用可能な為、さらにその安定性に信頼を置くことができます。
実際そのスピード感と安定感は口コミなどでも高評価でスリッページを気にすることもありません。
・業界最高峰の透明性と信頼性
外国為替市場のプレイヤーと一般トレーダーとを直接結びつけるECN方式ならば、透明性が非常に高い取引が可能です。
完全ECNを掲げている通り取引の透明性は非常に高く、それに付随して約定力も高くなります。
またECNでの取引方法の方が平均スプレッドとしては安くなるのでTRADE VIEWではECN方式の方がオススメです。
また他業者が不都合な情報を隠す一方、本当に様々な情報を開示しており、ライセンスリストの公開、年間報告書の開示、外部監査役による監査証明の公開など非常にクリアな運営であることがわかります。
海外FX口座開設、海外FX利用において一番大事なのは何よりもまず「信頼性」となりますが、TRADE VIEWの信頼性については太鼓判を押すことができます。
・日本語サポート
TRADEVIEWでは日本語サポートサービスが充実しています。
公式ページの日本語化はもちろん、日本人スタッフを雇っているため、週5で24時間電話やメールで日本語で、口座開設方法や色々なFX取引でのトラブルなど問い合わせが可能です。
新規口座開設時などの日本語書類受付も対応しているので、非常にスムーズにFXトレードに集中することが可能です。
ただし口コミなどを見る限り、日本語教育コンテンツがないなど、他のFX業者の日本語対応サポートと比べると手薄で見劣りするということがいわれています。
・追証なし
他の海外FX会社と同様、ゼロカット制度を採用しており、追証がありません。
なので例え口座残高がマイナスになったとしても0に戻されるだけです。
多くの国内FX業者が追証がある中これは利点でしょう。
FX取引は常にリスクとの戦いですが、これにより取引のリスクを最小限に抑えることが可能です。
デメリット
・ハイレバレッジとはいえない
TRADEVIEWの最大の欠点が、他の海外FXブローカーと比較して圧倒的に最大レバレッジが低い点です。
Innovative Liquidity Connector(MT4口座)で200倍、cTrader口座、Currenex口座で最大400倍、一番高いのがxLeverage口座で500倍となります。
xLeverage口座のレバレッジは悪くないのですが、TRADEVIEWの口座開設を検討をしている方は多くがILC口座(MT4)を考えているでしょう。
海外FX業者の平均が最大レバレッジ400-500倍くらいなのでそれと比べると200倍というのは半分ほどになってしまいます。
国内FXと比べるとこれでももちろん高いのですが、「ハイレバ取引のために海外FX口座を開きたい」という方はTRADEVIEW向きとは言えないでしょう。
・ロスカット水準100%
TRADEVIEWのもう一つの欠点としてロスカット水準が100%ということが挙げられます。
つまり証拠金維持率が100%を下回った時点で即刻ロスカットとなってしまうため、かなり多く口座資金を置いておかない限りハイレバ取引は非常にリスクのあるものになってしまいます。
・海外FXキャンペーンなどボーナスなし
TRADEVIEWはボーナスキャンペーンなどがありません。
口座のスペックを見れば入金ボーナスやキャッシュバックなどなくても十分魅力的なのですが、多くの業者が口座開設ボーナスなど口座開設特典を設けている中、全くそれがないのは若干のマイナスとなるでしょう。
TRADEVIEWまとめ
これらのTRADEVIEWのFX口座のスペックを見て考えると、少額投資でハイレバ取引をするよりも、ある程度まとまった資金をトレード口座に入れて、低スプレッドで地道にコツコツ稼いでいくのがこのFX口座の王道的な使いかたといえるでしょう。
なので、FX初心者ではなくある程度FXの経験があり、追加口座開設を検討しているFXトレーダーにオススメできる海外FX口座と言えます。
興味のある方はまず無料デモ口座から試してみてはいかがでしょうか?