もくじ
Opshom(オプショム)とは
Opshom(オプショム)はイギリス領のヴァージン諸島にある海外業者ですが、アジア圏を専門とした世界で唯一のバイナリーオプション専門業者でした。
「オプションコム」と一部Webの関連ページでは書かれていますが、読みは「オプショム」となります。
主に中国市場で人気を博し、日本での営業開始は2012年からとしていました。
通貨ペアは米ドル、ユーロ、円など14種、株式市場の指数は11種類、企業株式は23種類、先物商品オプションは6銘柄となっていました。
この数は他の海外バイナリーオプション業者と比較しても多いことがわかります。
取引手数料はありませんでした。
・現在は業務停止
バイナリー業者のOpshomですが現在は業務を停止しており、公式サイトにもアクセスできません。
これにより詳細情報にもアクセスできないので何が原因かははっきりとわかっていませんが、一連の海外バイナリーオプション業者の日本からの撤退によるものだと考えられます。
・簡単口座開設
Opshomの口座開設は非常に簡単で、口座開設フォームで必要な情報はメールアドレス、パスワード、名前、言語、国、生年月日、電話番号のみで、口座開設ボタンを押せば口座開設完了となりました。
そのため口座開設は3分で終わるとされていました。
また、オプショム口座開設の際の口座開設手数料、口座維持手数料もありませんでした。
・デモ口座開設も可能だった
あまり知られていませんでしたが、初回入金前にサポートへ連絡すると5万円分のデモ取引が可能で2週間デモ口座を持つことができました。
これでもし自分に合わないとおもったらいつでもやめることができたので初心者にも安心でした。
・オプショム入金方法、出金方法
入金方法としてはクレジットカード(VISA、MasterCard)と電子マネー(ネッテラーなど)が使用できました。
当初は手数料3000円、最低入金額5000円から銀行振り込みができたのですが、途中からそれも使えなくなりました。
またクレジットカードの初回入金が10000円、電子マネーが5000円から可能と非常に初期投資金額が低く、気軽に取引可能でした。
クレジットカード、電子マネーに関しては入金手数料無料となりました。
オプショム出金方法としてはクレジットカード、銀行送金、電子マネーのいづれも使用可能でした。
最低出金額としては1000円となりました。
出金手数料に関してはどれも月1回は手数料無料でしたが、2回目以降はいづれの方法も3,000円となりました。
出金申請後の銀行口座反映時間としては通常であれば5~12営業日かかったようです。
出金条件として出金可能額が「口座残高-未達成ボーナス額」となっていたので注意が必要でした。
また口座開設時に個人情報書類を提出していなかったトレーダーの方は出金時にそれが必要になりました。
・取引条件、判定方法
バイナリーオプションの判定タイプについてはハイロー、ターボ、ワンタッチ、レンジと基本的な判定タイプは全て揃っていました。
それぞれ簡単に説明するとハイロー取引に関しては今後その市場のトレンドが上がるか下がるかだけを予想するベーシックなバイナリーオプショントレードで、ターボは短期取引専門の判定タイプで最短60秒、2分、5分から選択することができました。
ワンタッチ取引は決めたレートに一度でも触れたら勝ちになるトレードです。
レンジに関しては判定時間までに事前に決めた上限と下限のレート価格の範囲内に収まっていれば勝ちとなるものです。
ペイアウト倍率についてはハイローは1.81倍、ターボが1.76倍、ワンタッチが2.5倍、レンジが1.8倍となっていました。
ペイアウト倍率重視ならばワンタッチが最高でした。
ただ平均してペイアウト率が81%となっていて最大ペイアウト倍率は300%となっていたので全体的に高めといえました。
1回あたりの最低取引額については1000円から始めることができたので取引資金が少ない方でも気軽に使えることができました。
最高取引額は5,000,000円になります。
取引可能時間は基本的には24時間(月曜午前6時~土曜午前6時)取引可能です。
・様々な取引システムを導入
Opshomは独自のユニークな取引システムを採用していました。
途中精算システム「Close Now」では取引が予想どうりに行っていない場合、取引の途中で精算できるというものでした。
また「Roll Over」という取引ツールでは終了間際で取引に負けそうな場合でも時間を延長して粘って取引をすることができました。
このようなツールのおかげで取引のリスク管理をし、資産をなくすリスクを回避しながら取引を進めることができました。
・入金ボーナス、口座開設キャッシュバックキャンペーンあり
Opshomは初回入金ボーナスキャンペーンを実施しており、5万円バイナリーオプション口座に入金することで入金額の100%が証拠金として使えたので実質10万円でバイナリー取引が可能でした。
このボーナス制度をみても小さな投資額で大きな儲けを出すことができたのです。
またIB業者を通したキャッシュバックキャンペーンもあり、例えば、FXROYALCASHBACKというサイトでキャッシュバック口座開設をした場合、初回取引で3000円のキャッシュバックがもらえました。
・日本語対応有り
Opshomはアジアを専門にバイナリートレードサービスを行っていたのでそれに伴い、日本語サポートも万全で、取引サイトは日本人トレーダーに取っても使いやすいものとなっていました。
公式サイトや取引画面の日本語化はもちろん、24時間メール、電話、ライブチャットサポートサービスもありました。
しかし現在ではいづれのアクセスも不可能となっています。
まとめ
基本的なバイナリーの仕組みに加え、独自の取引ツールやシステムを備え、日本語対応も万全でユーザーからは「非常に使い易い口座」として評判が良く、また短期間戦略が多いバイナリーオプション業界の中で最長1ヶ月のスパンでもOpshomならではの特徴で資産運用の面で戦略の幅がありましたが、上で述べた通り現
在新規口座開設は不可能となってしまいました。
海外バイナリーオプション業者の取引口座開設、バイナリーオプション取引を検討していた方は他の口座をチェックしてみましょう。