OloTrading(オロトレーディング)の特徴と評価

Olo Trading

※OLOは2017年の12月末で、日本人向けサービスを全て中止しています。

OloTrading(オロトレーディング)基本情報

海外FX業者のOloTrading(オロトレーディング)は2013年に創業しFXサービスをはじめ、FX金融商品取引業の中では新興ブローカーと老舗ブローカーのちょうど中間の位置の中堅FXブローカーといったところでしょう。

OloTradingは海外所在業者としてベリーズに本拠を置き、金融ライセンス登録業者で、ベリーズのライセンスであるIFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)に登録しています。

完全STP口座としてNDD方式(ノン・ディーリング・デスク方式)を採用しており、約定力が高く、サーバーも遅くなく、リクオート(約定拒否)などがおこりにくく、透明性が高い取引が可能です。

また常時20社以上のリクイデティプロバイダーから最良のレートを導き出して、FX取引に有利になるようにFXトレーダーに提供しており、このような仕組みでトレーダーの評価や信頼性を勝ち取ってきています。

取引環境としては世界中の大半の海外FX会社で使用され、FX取引機能やFX注文機能を多く搭載しているMT4(メタトレーダー)という取引ツールを使用していきます。

口座通貨しては米ドル口座のみとなりますので円口座は対応していません。

FX通貨ペアとしては46通貨ペア、CFDs取引商品が46取引銘柄あります。

その他の金融商品も貴金属や株式、インデックスも扱っています。

通貨単位は1lot = 100,000通貨となり、取引手数料もかかりません。

信託保全については分別保全のみとなり、仮にオロトレーディングが倒産してしまったとしても顧客資金が全額戻ってくるわけではありません。

だからといって信頼性がないというわけではないのですがこのことは覚えておきましょう。

・入金方法、出金方法

入金方法、出金方法についてはクレジットカード、海外銀行送金などが使用可能です。
どちらも入金手数料無料となります。

反映時間についてはクレジットカードで1営業日、海外銀行送金で2-5営業日かかってきます。

出金についても同じ方法で出金可能ですが、海外送金の場合の銀行手数料はかかってきます。
反映時間としては3-5営業日ほどかかります。

・オロトレーディングの口座種別

Olo Tradingでは大きく分けて4つの取引口座種類があります。

Standard口座(スタンダード口座)、Pro口座(プロ口座)、VIP口座、TOP ZERO口座となります。
最低初回入金額はStandard口座が100ドル、Pro口座が10,000ドル、VIP口座が30,000ドルとなっています。

TOP ZERO口座に関してはスプレッドが最小0Pipsからと脅威的な狭さとなっています。

ただし最低入金額が3000ドルとなり、スタンダード口座よりは最初にFX口座に多くの証拠金が必要となります。
最小取引サイズについてはVIP口座が0.1ロット、それ以外が0.01ロットとなっています。

・最大レバレッジ500倍&追証なし

最大レバレッジはどの口座でも一律500倍となり、他の海外FXブローカーと比較して平均が400-500倍ほどとなるのでこれに関しては平均並みということができます。

もちろんたかだかレバレッジ25倍程度の国内FXと比べると非常に高いといえるでしょう。

またゼロカット制度を採用しており、追証もないため、口座残高が0をとうり超えてマイナスになったとしても借金を背負うことはありません。

このためハイレバレッジを効かせたとしてもリスクを最小限に抑えて取引することが可能となります。

またスキャルピングや、システムトレード、自動取引などについて特に規制もないためスキャルピングトレーダーにもオススメできる海外FX口座となっています。

・ロスカットレベルが高め&マージンコール無し

ただしデメリットとしてロスカット水準が証拠金維持率の75%以下と非常に高めとなっています。

ロスカット水準100%の海外FXブローカーがあることを考えればまだマシですが、すぐにロスカットされてしまう感は否めません。

Standard口座以外を選択した場合の必要証拠金も他のFX業者と比較すると多いので、実際に取引する際にはさらに多くの証拠金を準備しなくてはならなくなるでしょう。

またこれにより最大レバレッジをギリギリまで聞かせるような取引は難しくなるといえるでしょう。

加えて注意しなければならないのがマージンコールがないということです。

通常マージンコールがあってからロスカットとなるのですが、それがないということはある日突然ロスカットとなってしまう可能性があるということです。

これにより自分自身で毎日緻密に証拠金維持率を計算しなくてはならないという手間がかかってくる点も留意しましょう。

・スプレッドが低め

Olo口座のスプレッドは非常に狭いことで有名です。

特に上で少し触れたようにTOP ZERO口座に関しては0Pipsからのスプレッドが可能です。

Standard口座での最小スプレッドが1.6Pips、Pro口座が0.7pip、VIP口座が0.5pipとなります。

さらにPRO口座とVIP口座については往復の手数料が7米ドルとなります。

このように初期投資資金があれば、注文ごとのFX手数料を抑えて取引が可能となるのでFX取引においてスプレッドを大切にしている方にはオススメできます。

また、メタル取引も最小0.01Pipsから始めることができます。

・日本語サポートについて

OloTradingは電話、チャット、メールのサポートがありますが限定的といえるでしょう。

電話でのサポートは基本的には英語対応となりますが、事前にメールで「日本語対応をしてほしい」との旨を伝えておけば、指定の時間にコールバックを受け取ることができます。

またチャットサポートの方も常時いつでも使えるというわけではありません。

日本語スタッフが対応可能な場合はすぐにチャットを始めることが可能ですが、そうでない発いはメッセージを残してチャットでのコールバックを待つという形になります。

・OloTradingの評判

FX基本情報などの評判クチコミサイトの口コミ、体験談を読んでも平均評価が悪くないことがみられます。

特にEA専用口座として既存口座に加えて追加口座で開設したりと、ユーザー評価は高いようです。

このことからもOlo Tradingの信用性の高さが伺えるでしょう。

また一部IB業社を使えばキャッシュバック口座開設も可能なようです。

まとめ

スプレッドが狭く、FXトレードの制限がない、レバレッジも申し分ないということからスキャルピングをしたいトレーダーは新規口座開設の選択肢の一つに入れても大丈夫でしょう。

TOP ZERO口座開設可能な資金があり、経験豊富でFX歴の長い大口トレーダーにとってはオススメできますが、海外FXビギナーにはOloTradingのトレード口座開設の敷居が高いため、OloTrading口座開設が向いているとは言えないでしょう。

いづれにせよ、「モデル口座」というデモ口座があるので是非それから試してみてください。

※OLOは2017年の12月末で、日本人向けサービスを全て中止しています。

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Author 著作者

海外FXキラー

FXなどの投資で生計を立てて15年がたちます。現在、複数の海外FX口座を動かして利益を出しています。海外への移動も月に2回ほどあり、海外ブローカーとの打ち合わせや、投資仲間との交流をしています。 また、以前はFX情報商材に関して日本一アクセスの多いレビューサイトを運営していました。 そのような経験を踏まえ、海外FXに関する様々な情報を提供していきます。コメント欄やメールでお気軽にご相談ください。ツイッターも始めました。

ノミ太くん

海外FX初心者の後輩。いつも頼み(タノミ)ごとばかりで、ネット上にある儲け話を鵜呑み(ウノミ)にして失敗ばかりしている。なので、ノミ太君と命名されている。
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