もくじ
ACEFOREX(エースフォレックス)とは?
海外FX業者であるエースフォレックスの所在国はニュージーランドとなり、設立年は2014年となり新興海外FX会社の部類に入ります。
取得している金融ライセンスはニュージーランドのFSRPのみとなります。
会社規模としては非常に小さく従業員数が20-30人ほどとなっています。
取り扱い通貨ペア数は61でCFD銘柄数は8となり、バイナリーオプションも利用可能となります。
信託保全は分別管理となっています。
ACEFOREXの口座基本情報
最大レバレッジは500倍と海外FXブローカーの中では平均並みと言える数字です。
取引方法としても他の海外FX会社と同じようにNDD(ノー・ディーリング・デスク)方式でFX口座はECN取引ができるECN口座とSTP取引のSTP口座があります。
マイナス口座になった場合も0カット制度があるのでエースフォレックスで借金をすることはありえません。
つまりリスクを最小限に抑えて取引することが可能です。
取引単位としては1ロットあたり100,000通貨で、最小取引単位は0.01ロットとなります。
入金方法としては海外送金、クレジットカード(Visa,MasterCard)で口座の反映時間は24時間以内、クレジットカード入金の場合入金額の3%が入金手数料としてかかり、海外送金の場合金融機関の送金手数料は発生しますが、AceForex側からは手数料はかかりません。
出金方法としては海外送金のみとなり口座反映まで3-5営業日かかります。
出金手数料についても金融機関の送金手数料は発生しますが、AceForexは手数料徴収などを行なわず、基本的に手数料無料となります。。
ACEFOREXのメリット
・約定力が高い
国内FX業者はDD取引が主流な中、エースフォレックスの海外FX口座は公式サイトにも完全NDD方式とされており、さらに全ての取引が0.8秒以内に処理されると明記されています。
このことから見てもエースフォレックスは約定力に自身を持っており、口コミなどを見る限りでもそれは事実のようです。
また注文拒否やリクオートもないのでトレーダーが安心して取引を行える取引環境となっています。
このようにエースフォレックスを選ぶメリットとして約定スピードの速さが挙げられます。
・スプレッドが狭い
エースフォレックスはかなり狭いスプレッド口座が用意されています。
特にVIP口座のスプレッドは業界最高水準の狭さでさらに取引手数料もかかりません。
平均スプレッドが全体的に狭く、さらに約定力が高いので取引量が多くなるFXトレーダーにとってはメリットが多くなるでしょう。
エースフォレックスと肩を並べてスプレッドが低いのが海外FXブローカーのAXIORY(アキシオリー)となりますが、豪ドル/円、カナダドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドルに関してはアキシオリーの方がスプレッドが狭くなりますが、それ以外ならばエースフォレックスに分があります。
「どの通貨ペアから始めたらいいかわからない」というFX初心者の方は値動きが安定しているドル円通貨ペアから始める方を多いと思いますが、ドル円に関してはスプレッドが本当に狭く、0.60pipsほどから取引可能です。
・口座開設ボーナス、エースフォレックスFX取引コンテストもあり
エースフォレックスからの海外FXボーナスキャンペーンなどはないようですが、IB業者経由の口座開設ボーナスがあり、キャッシュバックを受けとることができます。
またエースフォレックスの取引システムをつかったFX取引コンテストなども定期的に開催され、6月、7月に口座開設し、最低100ドル入金したトレーダーは賞金として参加者全員のそう取引ロットx1ドルをもらえるチャンスがありました。
このように顧客還元もやっているところは評価されるべきでしょう。
ACEFOREXのデメリット
・初回入金額が高い
エースフォレックスは口座タイプとして3種類あり、それぞれマイクロ口座、スタンダード口座、VIP口座となります。
これら3つの複数口座開設も可能で全て開設手数料、取引手数料、維持費など無料となります。。
しかしマイクロ口座を選択したとしても初回入金額が500USD(約5万円)と他のFX業者と比較して高めになっているのが見て取れます。
また上でオススメしたVIP口座に限っては初回入金額が5万ドルとなり、FX初心者が気軽に始めるのには若干敷居が高くなっています。
入金額を抑えようとしてマイクロ口座を選択したとしてもこの口座の場合スプレッドがそこまで低くなるわけではないので、そこまでエースフォレックスで新規口座をしていくメリットがなくなってしまいます。
・取得金融ライセンスが1つだけ
上で少し触れたように取得しているライセンスがニュージーランドのFSRPのみとなります。
ライセンスの数だけで信頼性が図れるわけではなく、FSRPは信頼に値するライセンスなのですが、ライセンスが一つだけとなると、何か経営方針が変わったり、大きな事件が起きたりした場合にライセンス剥奪の可能性があり、その場合にライセンスなしのFXブローカーになってしまいます。
それだけで急に詐欺業者となるわけではありませんが、注意が必要です。
・ロスカット水準100%
エースフォレックスでは証拠金維持率が100%を下回った時点でロスカット、つまりポジションの強制決済となってしまいます。
海外FX業界のロスカット水準を見てみると20-30%台のブローカーが多いなか、100%は非常に高い水準だということがわかります。
ただでさえ初回入金額が高いのでハイレバレッジをかけて取引をしようとした場合、さらにかなりの額を取引口座に入金しなければ簡単にロスカットとなってしまい、思うようにFX取引ができない可能性が出てきます。
・日本語サポートは電話とメールのみ
エースフォレックスは日本語サポート対応ですが、電話とメールのみでライブチャットなど他の多くの海外FX会社で見られるサービスをやっていません。
またメールの返信は1営業日ほど費やしてしまう可能性があるので緊急の際の連絡方法としては電話しか無くなるのですが、緊急の場合ほど電話というのが回線が混み合ってしまい繋がらないものです。
しかしエースフォレックス側も状況を改善しようと日本人サポートスタッフ2名だったところを5名に増やすなどの対処をしています。
このように改善しつつありますが、すぐにサポートと繋がらない可能性があるのでこの点もデメリットとなるでしょう。
また為替レポートや動画解説などのトレーダー教育コンテンツも少ないことも少しマイナスとなるでしょう。
・円口座がなくUSドル口座のみ
エースフォレックスの口座で選択できる通貨はUSドルのみとなり円口座を開設することができません。
これにより、一回一回円をドルに変換して計算しなくてはならないので手間が増えますし、ドル表記のため感覚的に損失や利益がどのくらいなのかということがピンと来にくいということが挙げられます。
また入金出金の際にそれぞれ為替手数料が発生してしまうので、その点でしなくてもいい損をしてしまうことになります。
また為替手数料は刻一刻と変化するので、余裕を持って入金しなければ、実際想定した入金金額よりも少なく入金されてしまう可能性もあるのです。
ここもエースフォレックスのデメリットとなります。
ACEFOREXまとめ
以上のことをまとめると、海外FX取引において初期の段階で口座に証拠金を多くおくことができるFXトレーダーでハイレバトレードをしたい方はエースフォレックスの新規口座開設をオススメできますが、それ以外の方はあまりエースフォレックス向きではないでしょう。