もくじ
■XMの時間帯について
FXは月曜日の早朝オセアニアタイムでスタートしてから土曜日の早朝、NYタイムが終了するまで基本的にノンストップで売買ができるのが万国共通の特徴となっています。
ただし、始まりと終わりに関してはFX業者の判断で決めていますから多少異なる事になるのです。
XMの場合には国内のユーザーも多いことから非常にオーソドックスな取引き時間設定が行われています。
ただ、クリスマスの休暇時期や新年のスタートなどになると本邦の業者の設定する取引時間と結構異なる部分もありますので、その違いというものはあらかじめしっかり理解しておくことが大切になります。
・XMの取引時間を日本時間に直してみる
XM Tradingの提供するMT4は、GMT(グリニッジ標準時間)+3時間の設定になっています。
これは日本時間と比較しますと6時間ほどの時差があります。
したがってMT4の表示時間から6時間を足してあげれば日本の時刻となるわけです。
MT4の時間軸をあまり丹念に見て取引する人はそれほど多くはないと思いますが、わかりにくいと思われるのであれば補正して日本時間を表示してくれるインジケータを入れると便利です。
これは無料で使えるものが結構多く出回っていますが、ここからダウンロードしてインストールしてあげればすぐに使えるようになります。
「JPN_Time_SubZero.mq4」
↑このようなツール無料でダウンロード可能です。
MT4を起動してファイルからデータフォルダを開くをクリックし[MQL4]→[Indicators]のフォルダを開いてそこにダウンロードしたファイルを移動すればすぐに利用開始可能です。
・年末年始でFX取引可能な時間
XMのような海外FX業者を利用していて一番違和感を感じるのは、クリスマス時期とお正月明けの取引スタート時間帯です。
ご存知のように毎年曜日は1日ずつずれていきますので、土日に重なりますと話は異なるものになりますが、2017年年末から2018年の年始の取引時間帯は以下のようになっていました。
まず12月25日は完全にお休みとなりますので、本邦の店頭FX業者が朝から営業をしても取引することはできません。
翌日26日は東京タイムだけ飛ばしてロンドンタイムからスタートになりますので、この2日間はかなり変則的な取引ということになります。
2017年の場合には31日が土日に絡んでいましたので、30日の早朝朝7時まで取引可能でしたが、通常31日が平日の場合には夜中の午前1時で取引が終了してしまいますので、こちらも気を付ける必要があります。
そしてもう一つ気を付けるのが年明けです。
元旦は世界的にお休みですからどこも稼働していませんが、2日については本邦のFX業者は通常通り朝6時なり7時から取引ができますが、XMはこちらもロンドンタイムとなる午16時5分からしか取引ができない状況となります。
年間を通じて国内の業者と異なるのはこの年末年始だけで、あとは米国や欧州で休日があっても取引ができないということは起きません。
・FX取引可能な時間(通常時)
XMで通常取引できる日本時間は次のようになります。
月曜日 06:05 – 土曜日 05:50
朝6時からチャートは動き出しますが売買が可能になるのは6時5分ジャストからとなり、終了も朝6時まではチャートは稼働していますが取引はその10分前からできなくなります。
この時間帯以外は指値もできませんし、設定した指値売買や逆指値売買の変更や取り消しもできなくなります。
・サマータイム(夏時間)とは
日本ではなじみがありませんが、欧米ともに日照時間が長くなる春から秋にかけては1時間ほぼ時間を早めて運用を行っていますので、冬になりますと1時間遅く相場がスタートし終了することになります。
アメリカ,は3月の第2日曜日~11月の第1日曜日までで、 ヨーロッパは3月の最終日曜日~10月の最終日曜日までとなります。
したがって先行して夏時間になるアメリカに合わせて時間変更が行われます。
冬時間 月曜日 07:05 – 土曜日 06:50(日本時間)
ですが始まってしまえば基本的にはあまり影響はありません。
ただし、冬時間になりますと経済指標の発表も1時遅れますし、ロンドン勢が登場するのは夏ならば午後4時あたりになりますが冬時間は午後5時、東京の仲値にあたるLondon Fixは夏間は午前12時ですが、冬時間になると午前1時へと変更になります。
実際にサマータイムが実施されるときには以下のようなメールが事前に到着しますので、忘れていても安心です。
2014年3月30日(日)よりサマータイム(夏時間)が開始されます。
サマータイムの開始により、日曜日の午前2時から3時に時間が1時間前に進む為、取引時間にご注意ください。
XM Trading(エックスエム トレーディング)は、 20××年3月30日(日)の23:59 GMT+3 (日本時間05:59)に業務を開始します。
サマータイムを導入されていない国や同時期にサマータイムが開始しない国では、この時間変更による影響が出ますのでご注意ください。
・切り替わりにポジションを保持したまま取引時間外になった場合
サマータイムの開始や終了時にポジションを保有しても、通常の土日に週を跨いだ売買を同じように、そのままポジションとしては継続保有となりますので、なんら問題は起こりません。
夏時間と冬時間の切り替えはまったく気にせず、そのままポジションを保有していればいいことになるのです。
・FXとそれぞれの商品で異なる。
XMではFX以外にもコモディティや株のCFDの売買が可能となっていますので、サマータイムの実施によりその移行期間が微妙に異なるものとなります。
FXとゴールド、シルバーは今年の春については、以上のようなスケジュールで移行しています。
実際には本邦の個人投資家が殆ど売買しないものも結構含まれていますのであまり気にする必要はありませんがCFDを売買する場合には事前にチェックしておくことがお勧めとなります。
■XMで最も取引が活発となる時間帯は?
XMに限らず取引きが活性化する時間というのは結構一定の時間帯に集中するものです。
これはしっかり覚えておいて損のないものといえます。
・私がよく取引している時間
実際に私がXMでよく利用している時間帯はかなり絞られています。
まず東京タイムでは、8時半ぐらいから10時過ぎの仲値の前後にかけてコンスタントに利用しています。
これは当然ドル円が主体となりますが、8時前になりますとかなり取引が薄くスプレッドも広がるので、このぐらいの時間からの売買がお勧めとなります。
東京タイムは仲値を超えますと相場があまり動かなくなりますので一旦終了です。
そして夏時間でいいますと、16時過ぎにロンドン勢が登場するところで相場の方向性が大きく変わることがあるので、まずここをチェックしてから売買することになります。
ロンドンタイムは、ほぼ午後9時過ぎぐらいまでがロンドン勢主流で相場展開することになりますが、ニューヨーク勢が登場するあたりから主役が交代し、時間が重なり合う夜10時~12時のLondon Fixまではニューヨーク勢が中心になって売買が進むことになります。
一応ロンドン勢は時間帯ごとに気を使って売買を行っているようです。
したがってそれまでの流れがまた一変することになりますので、できればそれまでに作ったポジションは一旦閉じるなどの準備をして取引を行っています。
連続する時間のように見えるFXですが、その時々で登場するプレーヤーが微妙に異なることから、東京タイム、ロンドンタイム、ニューヨークタイムと切り替わるときにはセンチメントも切り替わらないかしっかり確認して売買することが重要になります。
世界的に見ますとロンドン勢の取引がもっとも大きくなっていますので、ユーロが絡む取引は夕方以降を中心にし、ドル円は東京タイムとニューヨークタイムに注力するようにしています。
・取引終了時刻間際の値動きに注意
東京タイム、ロンドンフィキシング、そしてNYタイムの終了時というのは急に相場が値を戻して終わることが多いため、結構注意が必要になります。
もちろんポジションを保有していなかければ関係はないのですが、特にNYタイムの終了時には株価が大きく値を戻したり最後に大きく下落して終わったりすることが多く、それにつられる形でFXの相場も上下することがありますので、要注意です。
■XMのサポート時間帯は何時から何時まで?
サポートデスクの対応は以下のような時間帯になります。
基本的にはライブチャットが一番便利ですが夜9時を過ぎるとメール対応、もしくは電話でコールバックを待つ形になります。
海外FXの業者としては、比較的長く日本語で対応してもらえる時間が設定されているのが便利な存在といえます。
■まとめとして
XMは通常利用している限りは国内業者とまったく遜色なく取引ができて、特別な制約などもありませんが、クリスマスシーズンと正月だけは国内業者と異なる時間帯取引きとなりますので注意が必要です。
日本語のサポートも他の海外FX業者に比べるとかなりしっかりしており、名ばかりの日本語サポートをおいているところとはかなり異なる万全の対応をしてくれるのは大きな魅力です。
【XM公式サイトの各ページ】