FX(外国為替証拠金取引)では取引口座への出入金のFX手法というのは非常に重要になってきます。
以前ならばFXトレーダーの間で、海外FX取引の出入金にはネッテラー(Neteller)という、国際送金のWebサービスのNeteller口座がよく使われ、高速で、手数料が安く、対応取引業者も多かったため、オンラインFX取引口座には欠かせなかったのですが、2016年9月15日にネッテラーは日本におけるサービス終了のお知らせを出し、日本から撤退していまいました。
このことで現在代価手段として注目を集めているのが海外FX口座へのビットコイン出入金サービスです。
2017年3月14日に海外FX業者のTitanFX(タイタンFX)でも、公式ホームページでビットコイン出入金サービス提供開始のお知らせが出され、海外FXニュースとしても話題になりました。
ビットコインについて
ビットコインは現在世界で最も有名で、取引量が多い仮想通貨で、その取引高は2016年度下半期で1兆6,500億円と言われています。
仮想通貨なので政府や中央銀行に依存するものではなく、ネットユーザーによって管理される通貨です。
なので銀行口座情報登録なども必要ありません。
ビットコインの使い道として、ネット上のサービスを購入したり、国際取引の際に使われ、現在その価値は1,100USドル以上となります。
ビットコイン自体が投資商品ではないのか?
2009年に誕生した時点では非常に価格の変動が不安定で、野心的な投資家のデリバティブ取引としての側面が強かったのですが、現在では非常に落ち着いています。
またビットコインの性質上、あらかじめビットコインの全体数、その上限が決まっており、急に大量にビットコインが採掘(刷られる)ことがないので、その点でも急なインフレやデフレが起こりにくい通貨となっています。
このようなことから現在は投資商品、通貨取引の対象という側面より、「実際に使用可能な通貨」としての側面の方が強くなり、一般投資家にも手が出しやすいトレード資金になりつつあります。
ビットコインの利点
・安全性
ビットコインを取引で利用すると何がいいのでしょうか?
安全性の面を見てみると、ブロックチェーン技術というものを使って送金経路の情報を追跡可能となります。
また非常に複雑な暗号化方式を使っているので、不正もしにくい性質をもっています。
この点においても通常の物理通貨よりも安全という評価も出ているほどです。
・ビットコインの速さ
そして送金速度も数時間で完了するなど圧倒的に高速です。
なのでビットコイン自体のスリッページの発生も通常の入金出金方法と比べて、かなり少なくなります。
また銀行口座を介さず、24時間使えるため、例えば祝日や年末年始などの銀行が休みの時も関係なくビットコインで出入金が可能となります。
・タイタンFXでのビットコイン出入金
ビットコインの取引口座への入金手数料は発生しません。
またビットコインによる出金サービスも行っており、この場合、基本的には手数料は出金額の1%となりますが、出金額が10万円以下の場合は一律1000円となります。
これらの入金方法、出金方法は従来のトレード口座への銀行送金やクレジットカード出入金と同じ様にタイタンFXのアカウントFX取引プラットフォームであるクライアントキャビネットで操作することができます。
まとめ
このように海外FX業者の出入金手段としてビットコインは非常に魅力的です。
もしタイタンでFX口座をすでに持っている方、そして今後新規口座開設を検討されている方は、これを機に開設口座でビットコインのトレード環境での取引を考えてみてはいかがでしょうか?