もくじ
2chスレやYahoo!知恵袋の情報
・役立つ情報はわずか
ハイレバレッジのFXトレードをしたくて海外FX口座を開設したい方も多いと思います。
そして海外FX口座開設する際には、おすすめ業者を調べるため実際に利用している顧客の評判というものを事前に知りたいと誰しも思うものです。
そのため2chスレやYahoo!知恵袋のサイト情報を参考にする方も多いと思います。
Yahoo!知恵袋はある質問に対して、不特定多数のネット有識者がそれに回答するというものです。
2chはある特定のお題「スレ(スレッド)」に従って、そのトピックに対する初心者からエキスパートまでが話し合うというサイトです。
両者ともGoogleやYahoo JAPANなどの検索サイトから名前を検索すれば、そのサイトに辿り着くことができます。
そしてそれらのメインページで、検索ボックスから興味のあるトピックについて検索すれば知りたいことが出てきます。
例えば、2chで投資や海外FXに関係あるスレは下記などがあります。
http://tamae.2ch.net/market/
https://itest.2ch.net/subback/livemarket2
http://hayabusa8.2ch.net/livemarket2/subback.html
これ以外にも探せば色々あるのですが、FX全般に関するものや、経済指標のニュースなどもここで見ることができます。
それらは検索する条件によってこれらの情報はある程度役に立つでしょう。
しかし、それらで本当に役に立つ情報はわずかであることを頭に止めておかなくてはなりません。
こういう情報共有サイトでは本当のことを書いていないとは言いませんが、やはり故意に誹謗しようとする内容であったり、書き込んだ本人のとんでもない勘違いから酷い内容が書いてあることも多く、そのまま100%受け止めるのはかなり難しいと言わざるを得ません。
・古い情報も多い
まず第一に古い情報が多いことが挙げられます。
FXトレードの世界は日々状況が目まぐるしく変わっていく世界です。
昨日までそのとうりであっても、次の日まったく状況が変わってしまうなどのことはよく起こります。
例えば、海外FXブローカーであるThinkForexやPepperstoneはどちらもオーストラリアの企業で利用者が多く、大人気の会社でしたが、突然日本でのFX業務から撤退してしまい、個人口座を作ることができなくなってしまいました。
もちろんいずれも、FX詐欺をしているような業者ではありません。
これは日本政府とオーストラリア政府の金融当局が話し合いを行い、オーストラリア側が国内の業者に日本人顧客を扱わないように決定したことが大きな背景になっており、口座のとりつぶしを業者が自ら画策して行ったことではありません。
足元ではオーストラリアの業者は日本人相手に一切広告活動も行っていない状況です。
さらに海外FX口座振込やFXデビットカードとしてMasterCardは使えなくなってしまったり、FX投資家の間で大人気であったFX送金ツールサイト「ネッテラー」も突然使用中止となってしまい、銀行口座からの入金、出金方法がいまのところほぼ唯一の取引手段になってしまったのもここ2年ほどの大きな変化となっています。
原因は直接的ではないですが、日本の金融庁の圧力と言われています。
日本の金融庁はなるべく国内FX業者の口座開設をして欲しいという思惑と、税金の管理を簡単にしたいと言う思惑があるため、現在多くの海外の日本国内のFX市場に対する規制を進めています。
このようなことから海外FX法人がFXビジネスを日本人向けにすることが年々難しくなってきていると言えます。
なのでブログなどで例え出金や入金方法としてネッテラーをお勧めしていたとしてもそれは古い情報なので、例えすごく細かいところまで、綺麗なデザインで説明してくれていたとしても、情報としての価値はありません。
もちろん通貨の値動きなども刻一刻と変わるのでこれらの口コミサイトを当てにすることはできません。
・参考程度にする
このようなことから2chスレやYahoo!知恵袋の情報や個人投資家のブログ記事などは補足として参考程度にして頭の片隅に置いておく程度にしましょう。
例えば出金依頼時の出金対応、出金トラブルにあったときなど、同じ目にあった人が具体的にどうしたのかなどの意見を聞くことができます。
Yahoo!知恵袋はあくまで感想に過ぎない意見もみられ、片方であることを言い、もう一方では全く逆のことを発言しているということもよくみられます。
最近では2chはだいぶ改善されてきましたが、スレッドによっては「浮浪者の集まり」のような評判を受けてきた過去もあります。
中には、議論の勝ち負けだけを楽しみに来ているユーザーも来ているので、とんでもない詐欺会社を紹介されてしまう可能性もあります。
あまり間に受けてしまうと、嘘の情報に踊らせれてしまい被害を受ける可能性があるからです。
なのであくまでこれらは参考程度にし、証券会社側から多額の請求をされるなどして本当に心配で、詐欺行為の被害者になってしまったと感じるならば消費者センターなどの公的な団体連絡し回答を得るのが一番信頼できるでしょう。
・評判探しならSNSを利用する
逆にこのように言ってもこれらは実際のユーザーの声というのはリアルな情報を反影しているもので、FX口座開設をする際に有益な情報となります。
ブログの場合はアフィリエイトなどの儲けを中心とした記事作りがなされているため、嘘の情報が書かれているわけではありませんが、なるべくそのFX会社にとって有利な情報しか記載されていないことの方が多いといえるでしょう。
この場合SNSが評判探しには持ってこいです。
ツイッターなどのアプリを使ってフィルターを通せば大量のFXの評判の情報が手に入ります。
もちろんFacebookなども有効です。
FX(外国為替証拠金取引)で海外FX会社の口座開設をするにあたって注目すべき点はたくさんあります。
最大スプレッドも狭さ、取引手数料が割安なことや透明性、信頼性の高いSTP口座やECN口座を用いて取引するおかげで得られる約定スピード、約定力、顧客に負担を強いないゼロカットシステム、金融庁や金融委員会公認ライセンスを保有しているか、信託保全をしているかどうか、銀行口座への入金方法や出金方法もすべてFX会社選びにおいて重要です。
それに加えてユーザーがその会社に対してどのような評価を与えているのかクチコミもしっかりと確認して多角的に分析していきましょう。
またある経済ニュースの指標発表直前などは2chのスレッドなども活発んなるのでそこからトレンドを探ることもある程度可能です。
SNSはそのための取引ツールとして有益となりえます。
・自分の判断基準をつくること
まずFX初心者なら初心者向けのデモ口座を作ってデモトレードをして、しばらく練習して、本番口座を作るべきですが、どうせデモ口座を作るなら本番口座を作るところで作りたいという心理が働き、初心者はデモ口座を作る前に海外FX業者についてリサーチをしなくてはなりません。
その際何も知識がない場合が大半であるため、一つ一つ自分で確認しなくてはなりません。
しかし、その状況で正しく情報を判断できないと感じたなら、まだクチコミなどで情報判断をするのは早いと考えるべきです。
クチコミはそれがサクラの情報であるかどうか判断がつきにくく、信頼性に欠けるからです。
そうでなくてもクチコミは最終的に判断する要素として使うのがベストでしょう。
まずは自分なりにどうゆうトレードをしたいのか、そのトレードスタイルを最初に決める必要があります。
ロングポジションなのか、スキャルピングなどのショートポジションの取引方法なのか、トルコリラなどの高スワップでスワップ運用をしたいのか、ある特定の時間帯、例えば土日をまたいで月曜日に開く「FXの窓」を利用したFX取引方法で稼ぐのか、などFXといってもまったくその方法が変わってくるため、それに応じて最適なFX業者は変わってきます。
このようなことから今の自分の状況に合わせた指標、判断基準で口座開設をすべきなのです。
他人のクチコミはその人にとって最適であっただけで、自分にはそれが当てはまらないかもしれないからです。
・これと思った業者には疑問事項を直接日本語で質問してみるのが大きな解決法
経験者のアドバイスをもらうのも重要ではありますが、海外FX業者との具体的な取引で疑問事項がある場合には、直接業者に問い合わせしてみますとかなりの部分が解決することになります。
入出金の問題や取引方法等についても、日本語で対応している業者ならどんどん質問を出してみますと、かなりの部分に丁寧に答えてもられますから、わからないことは相当部分解決がつくものです。
そもそも、日本語で問い合わせても返事もよこさないような業者は取引以前の問題であり、対応力もついでに把握することができるようになります。
多くの個人投資家は判らないことを人に聞いて判断しようとしますが、バイアスのかかった答を集めても正しく判断はできません。
とくに海外FX業者については誤った情報もたくさん出回っていますので、自らしっかりと正しい選択ができる情報収集を心掛けることが重要になるのです。
まとめ
2chのスレやYahoo!知恵袋の情報は決して役に立たないわけではなく、むしろ有効な判断材料と捉えるべきですが、それに依存してしまうことが問題となります。
海外FXのしっかりとした情報を手に入れたいのなら、そのFXの会社のサイトに行き自分の資金など今の状況に合わせたチェック項目などを作って、しっかりと自分に合うかどうかを検討、分析していきましょう。
証拠金維持率や、円/USD、ユーロペアなどの通貨ペア、最小通貨単位や取引単位、強制ロスカットラインなどの取引条件、日本語対応他注意すべき点はたくさんあります。
そしてまずその前に自分が今後どのような取引方法でFXをしていくのかを決めていく必要があるでしょう。
そうしてFXトレードで利益を出すことができるのです。
どうしても解決しない疑問は業者に直接訪ねて解決をはかるのがベストプラクティスです。